数日前のことです。
水族館が閉館してからペンギンプールの前を通りかかると、プールの水を抜いて掃除をしていました。
普段はプールを泳いだり、陸場で休んでいたりするので、水の抜けたプールにいるフンボルトペンギンたちはいつもと違う状況にややそわそわしているように見えました。
そんなペンギンたちの気を紛らわせようと、床に這いつくばい、アクリルに顔を近づけると1羽のペンギンが興味を示して遊びにきてくれました。
その子の名前は「テン」です。
ペンギン担当のトリーターいわく、ペンギンと遊ぶよりトリーターと遊ぶのが好きな子とのこと。
私が這いつくばって右へ左へ移動すると、そのあとをついてきます。
写真を撮ろうとすると、カメラにも興味津々。
周りの子はそわそわしてそれどころではないようすなのに、「テン」は遊ぶ余裕があるんだなと、ペンギンたちの個性を垣間見た時間でした。
私はまだ実際にペンギンたちと触れ合ったりしたことはありませんが、いつかアクリルの内側に行ったとき、「テン」と遊んでみたいなと思いました。
そのときも「テン」が私と遊んでくれるのか?
結果をトリーター日誌で紹介できる日がくることを心待ちにしています!