2007年10月12日
トリーター:崎山

シーラカンス

みなさん、シーラカンスはご存知ですよね。このほどアフリカ東部タンザニアというところのシーラカンスが世界で初めて撮影されたとのことです。それも日本のふくしま海洋科学館がやりました。
同じ水族館の人間として誇らしいというか、うらやましいというか、ねたましいというか・・・ 。

シーラカンスは生きた化石としてあまりにも有名ですが、私が小さな頃は、確か読売ランドの水族館に標本があったように思います。本で“シーラカンスが最初に見つかって、次にサンプルを手に入れるまでの話(最初のものは状態が悪かった)”というのも読んだ記憶があります。
私にとっては、あこがれというか、とにかくすごい存在です。みなさんの中でもそういう方は多いと思います。幻のシーラカンスの水中映像が撮られるようになるなんて信じられません。

シーラカンスはインドネシアでも見つかっています。アフリカのものとは別種のようです。
今回のタンザニアでのデータを見ると水深 150~ 200mくらいということで、いろいろと調査するにはやりにくい水深、ちょうどかゆくても手が届かない場所のようです。
今後また別の場所でひょっこり発見されるかもしれませんね。そしていつの日かその姿をどこかの水族館で見られるのか・・・ 。

今上陛下のご研究コーナーで展示しているシーラカンスの化石今上陛下のご研究コーナーで展示しているシーラカンスの化石

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