2009年01月30日
トリーター:浜田

ウメボシイソギンチャク


ウメボシイソギンチャクは、潮干帯の上部に生息し、主に岩の影になった平らな部分に集団でくっついています。
潮が引いているときには、触手をずほめ、その名の通り梅干のようにまるまっています。
無性生殖によって作られた子どもを、体の中で保育します。
大きさは直径約 3cmくらいです。

またミナミウメボシイソギンチャクは、触手を閉じる筋肉が弱い為、触手は常に開いた状態になっています。
ウメボシイソギンチャクは比較的簡単に飼うことができます。
磯に出かけて岩にへばりついているイソギンチャクを、傷つけないようにそっとはがして、海の海水をついでに持ってきて、コップにウメボシイソギンチャクと海水を入れてやればでき上がり。
後は週に 1回魚の身を餌として与えてやったり、水が濁らないようにフンをスポイトで、取ってやったり、後は週に 1回海水を替えてやれば、長く飼うことができます。

その他ウメボシイソギンチャクを食べたい方は、湘南えぼし名物の『ウメボシイソギンチャク』(梅を甘辛く漬け込んだ梅干を、乾燥させて種を取ってお菓子にした物)があります。
ぜひ試しに食べてみてください。

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