2009年11月09日
トリーター:島津

マンボウの話


本日朝、江の島の定置網にマンボウが入網し、2尾を“えのすい”に運んできました。
今回、新江ノ島水族館ができて初めて、相模湾大水槽に展示しました。

マンボウは北海道以南の温熱帯地方の外洋に生息し、表層を泳いでいます。
時々昼寝をするように横たわったりします。そして、クラゲを食べたり、甲殻類や小魚を食べています。
成長すると全長 3m、体重 2t以上にもなり、雌は 1mm位の卵を 3億粒も産みます。
ご覧の通り、体の後ろ半分がないような、変わった姿をしいますが、マンボウはフグの仲間で、眼をつぶることもできます。
背びれと臀びれを交互に動かして泳ぎます。腹びれと尾びれはなく、体の一番後ろは、舵びれという特殊なひれになっています。

マンボウマンボウ
※マンボウの展示は終了いたしました。

相模湾ゾーン

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