2009年11月17日
トリーター:杉田

祭りのあと


雨の中、漁師さんの助けを借りて、マンボウは無事相模湾へと放されました。


「飼育係」のつとめは、いきものを健康に飼育し、万全の状態で展示することです。
少なくともそれが最低限。
マンボウの一尾を死なせてしまったこと、もう一尾の飼育を途中で諦めなくてはならなかったことは、「飼育係」としてはとても悲しく、悔しい事実です。

しかし、この経験を糧に「飼育係」として学ぶもの、得るものがあったといっては、語弊があるでしょうか。
それも紛れもない事実だと、私は思うのです。

死なせてしまった一尾の冥福と、海原へ旅立っていた一尾の無事を祈るばかりです。

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