昨年生まれのペンギンたちはいち早く羽換りを終え、成鳥と同じ模様になって、 7月 5日にみんながいるプールへ仲間入りしました。

タグの色は「フク」が、育ての親の「ルビー（赤）」、「サニー（黄青）」から 1色ずつもらって“赤青”を付けています。
なんとすでにペンギンストーリーに参加する好奇心ぶりを発揮！
水中での活躍はもうしばらくかかりそうですが、陸の上では存在をアピールしています。

そしてもう一羽の「ノゾミ」は、亡き父親「ジャンボ」の色を受け継いで“黒”。この「ノゾミ」はジャンボの再来のごとく身体がでかい！
他のペンギンたちと一緒にして改めて感じたのですが、翼開長（広げた翼の先から先までの長さをさしますが、ペンギンではあまり使わない寸法かな）が泳いでいると他個体より長いのに驚きました（あくまでトリーター目線なのでわからなかったらすいません・・・）。
まだ雄か雌かは確定できませんが、きっと雄なんじゃないかと見た目で感じる貫禄を持っています。

この夏はペンギンストーリー中などでも何をやらかすかわからない 2羽に注目です。

そしてもう 2羽・・・
GW始めの 4月 30日まで皆さまにご覧いただいていた、「ハク」と「ジャンボ」の雛 2羽ですが、突然の父親「ジャンボ」の死という状況から、一旦、母親「ハク」と一緒にバックヤードへ移動していました。
6月 21日、母親の「ハク」がプールへ戻ってきたのに続いて、今まで「フク」、「ノゾミ」がいたエリアへ、 7月 11日に移動しました。
雛、改めすっかり幼鳥の容姿となり、こちらの 2羽はまだタグが付いていないので、見分けるのは結構難易度が高いのですが、 3月 22日生まれは嘴の下側の白い部分が目立ち、逆に 3月 23日生まれは黒っぽい感じです。

まだあどけない幼鳥たちはおとなたちと模様も違いますので、ご来場の際にはぜひ会いにきてください。
まだまだいろいろなものにビックリすることがあります。目の前でフラッシュをたいたり、ガラスをたたいたりはしないで見守ってくださいね。

最後にもう 1羽？いやもう一人、大柄なペンギン・・・
ではなく昨年入社の新人がペンギンストーリーのお客さま側へデビューしました。
今まではプールの中側で、ペンギンたちとのコミュニケーションを見せてくれていましたが、これからはお客さまと直接お話しすることもできます。
1年間ペンギンたちと作ってきた関係を活かして、より楽しいペンギンストーリーを展開していきます。
ペンギンストーリーの際に外で見かけたら、積極的にショーに参加して、いろいろ質問を浴びせてくださいね。

この夏、ペンギンプールの 4羽と 1人に注目です。