2012年11月18日
トリーター:倉形

たこ


「旬」ということでは、マダコも今の時期(秋から冬)です。
みなさんもよくご存じ軟体動物の代表「マダコ」。
外見からキャラクター(漫画)として昔から愛嬌たっぷりと描かれていますね。
みなさんの中で、このマダコの体の仕組みを正確に知っている方どのくらいいますかね!?
ふつう「頭」と思われている部分が「胴」で、「頭」は胴と腕の中間の目があるところです。
また、「足」と思われている部分が「腕」です。
そして、「口」のように思われている細長い筒状部分が「漏斗」。
ここで呼吸や排泄、泳ぐ時の推進力としての働きをしています。

住処は岩礁地帯などで、習性は夜行性。昼間は岩の割れ目や岩穴に身を潜め、夜、餌を求めて行動します。
餌は甲殻類(イセエビやイシガニなど)、貝類(アワビやサザエなど)、魚類まで捕食します。
餌を腕で抱え込むようにして8本の腕のつけ根にある口(通称:カラストンビと呼ばれるくちばし状の鋭い歯)で食べます。
マダコに捕まった動物は、十中八九逃れることができません。
腕にある吸盤は、鋭敏で触っただけでそれが食べることができるのか否か?また、味さえも解るといわれています。
そんなことを私も話しつつ、漁師さんが捕まえた「マダコ」を美味しくいろいろな料理方法でいただいているひとりです。

これからますます寒くなる中、みなさんはどんな料理でマダコを召し上がりますか???

マダコマダコ

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