わたしたちトリーターは、時々依頼されてよその施設へ水族館や生き物たちのお話しをしに行くことがあります。
ついおととい、笠川トリーターと逗子市にある小さな科学館「理科ハウス」へサイエンスカフェの講師として行ってきました。
このサイエンスカフェは、常連の 2人の中学生の女の子たちが企画してくれたものです。
事の発端は、すこしまえにプライベートで私と笠川さんがこの理科ハウスで実施された深海のサイエンスカフェに参加したときに企画者の中学生たちと出会ったことでした。2人は水族館が大好きで、ぜひ水族館の飼育員の仕事について聞きたい!ということで依頼を受けました。
若者たちの依頼というのはとても嬉しく、やる気がみなぎりました。それから、期待に応えられるようにどんな話をしよう?そんなプレッシャーもちょこっと。
当日、話を聞きにきてくれたみなさん。ほぼ全員が“えのすい”経験者!
私は魚類トリーターがいつもどんな仕事をしているのかについての話をし、笠川トリーターはクラゲの話をしました。
来てくれたお客さんたちの真剣なまなざし、どんどん飛び出る質問、そして、笑い。とてもアットホームで楽しいサイエンスカフェになりました。
それもこれも、水族館好きの彼女達が立案、企画、ポスター作り、当日のお茶菓子づくりなどの準備や進行までやってくれたおかげが大きかったのではないかとおもいます。細かいところまで頑張ってくれて水族館愛を感じました。あと 10年後にはもしかして一緒に働いているかも?!
参加者のキラキラしたまなざしがとても印象的でした。はたして満足してもらえたかしら。「近いうち絶対えのすいいきます!」という声をたくさんいただけたので、きっとうまくいったのかな。近いうちのお越し、まっています^^。