2013年07月06日
トリーター:倉形

タッチプールの人気ものたち

ドチザメドチザメ

最近、タッチプールでお客さまに生き物の触り方の説明や質問対応をするようになって自分なりに分かって来たことがあります。
ここでみなさんに触っていただける生き物は、エビやヤドカリなどの節足動物や貝類などの軟体動物、サメ 2種とヒトデやナマコなどの棘皮動物などなど(時季や生物の状況に異なります)です。
そこで、老若男女問わずタッチプールの人気ものベスト 3(私目線)を発表します。

まず、一つ目は「サメ」。
タッチプールには、「ネコザメ」と「ドチザメ」の 2種を展示しています。
サメは形や大きさ、匹数で目立つのと・・・、
サメというと人を襲い咬みつくというイメージからか!?・・・。
結構みなさん興味津々で恐る恐る触ってひと言
「やっぱり、サメ肌だね!」
などの声が上がっています。

そして、二つ目は「マダコ」。
くねくねと動く姿や吸盤の吸い付くイメージをしながら・・・、
サメ同様恐る恐るマダコが入っている入れ物に手を入れて行くと・・・。
「キッヤァー!!吸い付いたぁ~」
「おっ!!びっくりしたぁ~」
などなどの声が聞こえて来ます。

三つ目は、「ネコザメの卵殻」。
手に取ったみなさんは、
「これは海藻ですか!?」
・・・と口々にいわれます。
初めて見て触った方は、そう思われて当然だと思います。
私たちトリーターでさえも何も知らずに海の中で発見したら、きっと同じように口に出してしまうでしょう。

私たちは、知識や経験が有るからこそ、生き物へ容易に触ったり、近付いたりすることができるわけです。
この「見る・知る・触る」ことの大切さを学ぶことで、自身の自然観や世界観などの視野が広くなっていけるのではないでしょうか。

ぜひ一度、新江ノ島水族館の魅力溢れる生き物たちに会いに触りに来てください。

タッチプール

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