2015年06月03日
トリーター:戸倉

子ガメが通りま~す!

先日の佐野トリーター( 2015/ 06/ 01 初上陸 )に引き続き、アオウミガメの子ガメ情報です。
最近気温も暖かくなって来たので、日中は大きなプールに子ガメたちを泳がせております。 2013年 9月に生まれた子ガメたちは、他の水族館に行ったり、親ガメの故郷である沖縄の海に戻ったりで、最終的に 6頭を新江ノ島水族館に残しております。
その 6頭をバックヤードから順番に展示水槽とプールに出すのですが、だいぶ大きく成長してきたので、1頭ずつカゴに入れます。

その状態で台車に乗せて、ウミガメの浜辺まで移動をします。移動経路はなんと館外です。国道 134号線側を体験学習館の所で曲がり、ウミガメの浜辺へと入ります。
日によってはサーファーのお兄さんやお姉さんとすれ違ったり、散歩中のおじさんの隣を通ったりすることがありますが、ほとんどの方がウミガメに気付かず、素通りをしてしまいます。まさかこんな所をウミガメが通っているとは思わないのでしょうね! 
(移動中に偶然遭遇し、子ガメを見ることができた人はラッキーだと思います。でも残念ながら時間のお約束はできません。)


さすがに、ウミガメの浜辺に入ると、たくさんの子どもたちに「あっ! カメだ!!」「本物だ!」と見つかってしまいます。そのままたくさんの視線を浴びながらプールに入るのですが、親ガメたちに比べるとまだまだ小さいので、「かわいい~!!」という歓声に変わります。


子ガメ水槽には、新たに現在の体重を表記する欄を設けました。子ガメたちは毎週火曜日にプロポーション測定をおこなっていますので、毎週水曜日にはデータが更新されます。
見た目の変化と同時に、体重値の変化も合わせて、子ガメたちの成長を見守っていただければと思います。

ウミガメの浜辺

RSS