2015年10月17日
トリーター:冨永

ソウシハギとネズミフグ

館内の入り口を入ってすぐに大きな波がたつ水槽があります。その横にいろいろな種類の魚がすんでいる水槽(通称:じゃぶじゃぶ池)があります。そこに今、私の気にかかっているソウシハギがいます。

このソウシハギ、とってものんびりしています。
もともと、このソウシハギは、8月のテーマ水槽に出ていた個体です。その後はバックヤードで過ごしていたのですが、 1か月ほど前にじゃぶじゃぶ池に仲間入りしました。
このソウシハギ、泳いでいるときもの~んびり、ゆ~くりなのですが、ご飯を食べる時もそのままです。ですから、目の前にご飯が落ちてきても、ご飯かなぁ~、食べようかなぁ~、どうしようかな~と止まっているうちに他の魚たちにご飯を食べられてしまうこともしばしば・・・

お腹を減らしてはいけないと水の中に入ってご飯をあげるのですが、私の手にあるご飯を見つめながら、またもや、どうしようかなぁ~となってしまいます。その間も、こちらは他の魚にご飯を取られないように必死です・・やっと食べても私の手袋をはみはみしていたり・・そんなところもかわいいのですが。

ソウシハギとそんなやり取りをしているとき、必ずやってくるのがネズミフグです。大きな眼をくりくりさせながら、ご飯ちょーだい!と勢いよくやってきては、口から水をハフハフ出してご飯をねだります。
水の中を移動しても付いてくるネズミフグが本当にかわいくて、ついついネズミフグにもご飯をあげてしまいます。

じゃぶじゃぶ池の魚たちとのやり取りは、大水槽でのショーの後におこなうことが多いです。ショーが終わったら覗いてみてください。


ネズミフグ

相模湾ゾーン

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