2015年10月18日
トリーター:小形

ペンギンたちのアプローチ

フンボルトペンギン「コンペイ」「トップ」フンボルトペンギン「コンペイ」「トップ」

みなさんこんにちは!
私がペンギンの担当になって、はや 2か月半が経ちました。
先日、晴れて『ペングィーン!』の外MCとしてショーデビューしました!

外のMCは直接お客さまの反応を感じられるので、自分の話で笑ってくださっていたり、うんうんと頷いて聞いてくださったりしているお客さまを見つけると、内心とても安心します・・(♪)
反対にあまりウケていないなぁ・・というのも直に感じることができるので、日々、お客さまの反応を見つつ・・どんなことが知りたいのか、どんな話し方が興味を持っていただけるのかを研究しています。ですから、ショーをご覧になるみなさん、そのままのリアルな反応をお願いいたします(―_―)!!

今、“えのすい”のペンギンたちは年に一度の換羽が全羽終わったところで、これから繁殖シーズンを迎えようとしています。前回のトリーター日誌( 2015/ 09/ 12 初めまして!! )では、ショーに出るためには日々のペンギンたちの観察が大切だということを書きました。最近は観察をしていると、交尾行動やアプローチ行動が多く見られるようになってきました。
その中で、最近よく見かけるのは【フリッパーたたき】です。オスがメスの背後に回って腹ばいに抑え込み、背中の上に乗って自分の嘴でメスの嘴を震わせてメスの身体を翼でパタパタと素早くたたく行動です。これは番(つがい)のペンギンたちにのみ見られるもので、交尾と結び付くことが多いのです。

しかし、よく見ていると、オスのトップは一緒に縄張りを持っているペアのコンペイ以外のメスに、アプローチをしている姿がよく見られます。“えのすい”はメスのペンギンが多いので、魅力的なメスにいろいろと目移りしてしまうのかもしれないですね! 「コンペイ」はとてもマイペースな性格なので、そのようすを見てもあまり気にしてはいないようですが・・(笑)

ペングィーン!

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