2016年06月05日
トリーター:北田

雨の日シールの歴史

今年の雨の日限定 傘マーカーシール今年の雨の日限定 傘マーカーシール

6月からの「雨の日限定企画」では、先着 500名さまに傘マーカーシールをプレゼントしています。
今年のデザインは「ナンヨウハギとカクレクマノミ」。みんなが知っている人気の魚がシールになりました。
私は以前、雨の日シールの 1回目から担当しておりましたので、きょうはちょっと雨の日シールを振り返ってみようと思います。

雨の日にシールを配る企画は 2012年から始まっており、最初は 6種類のウミウシシールから始まりました。


2012年版

シールのデザインについて当初は「アメフラシ」を考えていたのですが、( 6月雨の日 → 雨にちなんだ生き物 → 雨降らし[アメフラシ] → でも地味になってしまうのできれいなアメフラシの仲間 → ウミウシ → )こんな流れからウミウシシールとの流れになったのです。
この時は、ムカデミノウミウシよりアオウミウシの方がやはり人気がありましたね。
しかし、「雨の日とウミウシ」のつながりが難しいため、翌年からは紫色の汁を出したアメフラシのシールも加えて計 8種類のシールとなりました。


2013年版 新デザイン 2種

雨の日シール 3年目の時は、「雨にちなんだ生き物のシール」というよりも「雨で使える生き物シール」へと方向を考えてゆきました。
雨が降れば多くの方は傘を使うはずですので、傘に付ける目印的なものからアイテムを探し始め、この特殊なシールとなったのです。
傘マーカーシールは小さいですが、ちゃんと耐候性・耐水性の素材です。
特に、どこでも売っているビニール傘を使っている方は、自分の傘が分かりやすく便利かと思います。
2014年のデザインは「ウミガメ」と「ミズクラゲ」。 10周年のウミガメの浜辺オープン記念としてウミガメを選び、そして餌つながりでクラゲにしました。


2014年版

2015年のデザインは「メンダコ」と「イルカ」、“えのすい”代表生物を選びました。特にメンダコは長期飼育記録(メンダコチャレンジ48日の達成)などもありましたので、推してみました。


2015年版

と、このようにイベントプレゼント一つにとっても振り返ってみればちょっとした歴史となります。
ただのシール 1枚でも、A4用紙一枚分語れるぐらいの歴史と想いがありますので、ぜひ手にとって、こんな所からも“えのすいらしさ”を感じていただければと思います。

今年は 7月 15日まで雨の日限定企画を実施しております。江の島の天気をチェックしながら梅雨を楽しんでみてください。

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