2016年09月05日
トリーター:北田

クラゲ月のちょっと痛そうなクラゲ話

ブラックシーネットルブラックシーネットル

先日、クラゲに刺されてしまいました。
クラゲ担当者がクラゲに刺される事は珍しいことではないかもしれませんが、今回は「刺された」といいたいほどでした。

刺されたのは、8月 23日の開館前、いつものように水槽の掃除をしていた時のことです。
この日はクラゲファンタジーホール内のブラックシーネットル水槽にコケが付いていたので、コケ取りをしていたのですが、柄のついたスポンジをクラゲ生産室まで取りに行くのが面倒になってしまい、ついスポンジをそのまま手で持ち、クラゲの入った水槽に入れてしまいました。一応、触手にあたらないように注意をしていたのですが、あたった瞬間にチクッというよりも軽くズキンとした痛みを生じ、腕を確認しました。すると腕に触手が 2・ 3本ぺとっと付いていました。慌てて触手を取り、軽く洗ったところどんどん腫れはじめました。
この日はずっとチクチク痛みが残りました。
次の日からは、痛みよりも痒みがひどく、無意識のうちに掻いてしまう感じでした。腫れ方についても、刺された箇所が広く腫れていた状態からポツポツと何箇所か尖るような腫れ方になり、赤くなっているのでかなり目立ちました。
これ以降、痒みが治まるまでの我慢と掻いてしまった瘡蓋を触らないように耐えました。
本日 9月 5日、痒みは全くありませんが、写真のように痕が残っています。少なくとも 3本、触手の跡が分かるかと思います。
今回は私のクラゲ痛さランキングベスト 3に入るレベルでした・・・。

クラゲに刺された痕

こんな痛い話をした後にクラゲに触れるイベントの紹介ですが、 9月 9日~ 9月 11日までクラゲにタッチを開催いたします。いろいろと芸人顔負けの経験を重ねた私たちがクラゲのタッチプールを作っていますので、ルールを守れば全く問題なく、楽しく体験できるようになっています。
最近、危険動物の特集などが増えていますが、正しく動物のことを知っていれば恐れることのない種類も多くいます。同じ地球で生まれた動物同士、危険=嫌いにならずに、正しく知って付き合ってゆきましょう。
[ クラゲにタッチ ]

クラゲファンタジーホール

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