2016年09月07日
トリーター:佐野

追い込み

ヒカリキンメダイ(資料画像)ヒカリキンメダイ(資料画像)

今月の子ガメたち 平均の甲羅の長さ 48.4cm、平均体重 16.0kgでした。今月の 17日で 3歳を迎えます!嬉しい限りです!

さて、来週の 13日から“えのすい”の「ナイトワンダーアクアリウム 2016」パート 2が始まります。

きょうはその中の一部を一足早くご紹介。
これまでのコンテンツに加え、ウミガメの浜辺や相模湾ゾーンなどに新コンテンツが登場です。
そして生物展示の面では「月光に輝く夜の生物展示」をテーマに、月の満ち欠けによって産卵する生物や、発光する生物、光を反射する生物が登場します。

そして今、まさにこの日誌を書いているこの瞬間も、館内各所ではこれらの準備のラストスパートなのです。
その中で私が担当させていただいているのが発光する生物ヒカリキンメダイ。目の下の発光器をコミュニケーションの際に光らせます。一か所に集結すると水槽の壁がふわっと明るくなるほど幻想的な光です。
ところがこの魚、光の刺激に非常~に弱く、明るい水槽で飼育すると発光しなくなるどころか、下手をすると死んでしまうという性質を持っています。バックヤードでは遮光カーテン完備の水槽にさらに遮光のフタをして真っ暗条件を維持! エサもちょっとお高めのサクラエビを使用! 万全の態勢で展示に備えています。

今はいよいよ来週に迫った展示に向け、お客さまとヒカリキンメダイたちにとってより良い意匠となるよう最後の追い込み中です。暗闇に点滅する光はみなさんの眼にもきっと幻想的に映るはず・・・! ご期待ください。

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