2017年02月11日
トリーター:冨永

大きな大きな群れ

みなさんこんにちは!ここ数日、雪が降ったり、風が強かったりと江の島もかなり冷え込んでいます。
きょうは、相模湾大水槽の主役“マイワシ”をご紹介します。

相模湾大水槽には、現在約 8,000匹のマイワシがくらしているのですが、先日、新たなマイワシたちも仲間入りし、群れの大きさがボリュームアップしています。
マイワシの特徴は、体の側面に 7~ 8つの黒い斑点があることです。
この斑点があることからマイワシは別名“ナナツボシ”と呼ばれることもあります。


また、大きな群れをつくっているのにもちゃんと理由があります。
こうやってみんなで一つに固まって泳いでいれば、大きな魚に狙われたとき、群れの中の一匹に狙いを定めにくくすることができると言われています。
みなさんもぜひ、相模湾大水槽を見る際は、アクリルガラスに近づいて、大きな魚になったつもりでマイワシ一匹を目で追ってみてください。マイワシたちの生きる術を体感できると思います。

“えのすい”では、マイワシのほかにスロープの途中にある水槽にて、カタクチイワシの展示もおこなっています。


こちらは、全て水族館で卵からふ化させ、育てた魚たちです。
カタクチイワシは仔魚のころはシラスとしてみなさまに食されることの多い身近な魚です。
このカタクチイワシの隣の水槽群は、ただ今、3月 15日にリニューアルOPENするシラス展示の準備を進めておりますのでどうぞお楽しみに!

相模湾ゾーン

RSS