2017年04月15日
トリーター:角張

続・ワイルドはやはり違う

カラカサクラゲカラカサクラゲ

先月の笠川トリーターの日誌に続きまして、ワイルドなクラゲのお話です。
実は、きのうまで九十九島水族館海きららのクラゲ調査に同行させていただき、長崎県でクラゲ採集を行ってきました。
天気にも恵まれ、たくさんのクラゲたちに出会い、採集でき、初めての長崎の海を充実した内容で過ごすことができました。

採集地点では、一度にあんなにたくさんの種類のクラゲを見たのは初めてで(パッと見ただけでも 10種類以上確認できました!)、思わず「わー!すごい!」と連呼してしまうほどでした。あの光景は本当に感動しました。

“えのすい”にも何種類か送ることができたなかで、私のお気に入りは「カラカサクラゲ」です!
外洋性のクラゲで相模湾にも生息しているのですが、今までは傘径が大きくても1cmいくかいかないかくらいだったのですが、今回採集できたのは傘径 2cmほどでシメジのようです!さすがワイルド。(笑)
クラゲサイエンスに展示していますので、ぜひ見に来てくださいね。
その名の通り、から傘お化けのようにぴょこぴょこと動く姿がかわいらしいですよ!

今回の採集では、改めて生物採集や輸送の難しさ、自分の経験値の低さを痛感しました。
この反省を活かして、もっといろいろなことを経験して成長していきたいです。

また、長崎の海を体感して、海も「十人十色」ならぬ「十海十色」なのだなぁと思いました。
さまざまな土地のそれぞれの海を知ることで、身近な相模湾の魅力を再発掘して、みなさんにお伝えしていきたいです。

みなさんも、旅行などに行った際は、ぜひその土地の海にも注目してみてくださいね。

[2017/ 03/ 31 ワイルドはやはり違う]

クラゲサイエンス

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