2018年07月15日
トリーター:小形

子育てはシフト制!?

みなさんこんにちは!!
暑い日が続いていますね。

さて、先日の富田トリーターの日誌[ 2018/07/04 生まれました! ]にもありましたが、6月末に生まれた雛が順調に成長していますので、きょうは雛のようすをお伝えします♪

フンボルトペンギンの雛は、産まれたときはだいたい 80グラムぐらいの大きさで、手に乗るぐらいの小ささです。しかし 7月 13日に体重測定をした際には、800グラムまで大きく成長していました!! 2週間で約 10倍にも大きくなったと考えると驚きです。

最近はいろんなことに興味を持ち始めたのか、巣の前をたわしで掃除していると、その手の動きに合わせて首を振って一生懸命追いかけています。
起きている時間も多くなり、親ペンギンに餌をねだる時は、飼育舎の外まで声が聞こえるぐらい大きな声で鳴くようになりました。

今この雛を育てているのは「ルビー」と「サニー」です。この 2羽は、雛の実の親ではありませんが、とても子育てがじょうずなので、ベテランの 2羽に代わりに育ててもらっています。ルビーとサニーは、過去に「フク」と「グット」も育て上げたベテランペンギンたちです。

「ルビー」と「サニー」のようすを見ていて、さすがだなと感心したことがありました。ここ 3日間ほど、「ルビー」だけが雛に餌を与えて、「サニー」は餌を与えない期間が続いていました。「サニー」も雛にしっかり餌を与えてほしいなぁ、、と少し心配していましたが、自分たちで順番を決めているのか、きょうは「サニー」が一日雛に餌を与えたり世話をしていました。一方「ルビー」はというと、久しぶりに羽を伸ばして、長い時間水浴びをしたり、巣の外でお昼寝したりしていました。私たちには分からないですが、なんらかの意思疎通を図っているんだろうなと感じた出来事でした。
あしたはまた「ルビー」が子育ての順番になるのか、引き続き「サニー」が子育てをするのか分かりませんが、私たちも協力しながら、無事に大きく育ってくれることを願っています。

↓まるで家族写真のような一枚


ペンギン・アザラシ

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