展示一覧
- 相模湾ゾーン
- 深海Ⅰ ~JAMSTECとの共同研究~
- クラゲファンタジーホール
- 太平洋
- 皇室ご一家の生物学ご研究
- クラゲサイエンス
- ペンギン・アザラシ
- テーマ水槽
- なぎさの体験学習館
- イルカショースタジアム
- タッチプール
- ウミガメの浜辺
- カピバラ ~陽だまりの草原~
- 深海Ⅱ ~しんかい2000~
- カワウソ ~木漏れ日のオアシス~
- えのすいeco環境水槽
クラゲ尽くしの9月が終わり、気がつけばもう10月が終ろうとしています。
一年ってホント早いですね!
江の島で採集できるクラゲたちからも、だんだんと冬が近づいている感じがします。
冬のクラゲを楽しみにしながらも、過ごしやすい秋がおわってほしくない! そんな毎日を過ごしています。
こんな季節の変わり目は、気温が上がったり下がったりしますので、体調を崩さないようにお気を付けください。
それでは、今週のおすすめです!
オワンクラゲ
まずはオワンクラゲです。
えのすいでは、ほとんど一年中展示をしているクラゲですが、今週は特に注目していただきたいのです!
このクラゲは「GFP」と「イクオリン」というタンパク質を持っており、オワンクラゲの体内では・・・ と詳しく話していきたいのですが、とっても長くなってしまうのでまたどこかでご紹介したいと思います(気になる方はぜひ調べてみてください)!
このクラゲは、簡単に言うと「青い光を当てると傘の縁が蛍光緑に光る」クラゲです。
この特性は、がん細胞の標識化など医療関係で使われたり、カイコにGFP遺伝子を組み込んで、蛍光に光るシルクが作られたりと、さまざまな分野で応用されています。
このオワンクラゲが持つGFP等の研究をされた下村 修さんは、なんと2008年にノーベル化学賞を受賞されたんですよ!
えのすいでも蛍光緑に光っているようすを見ていただくことができますので、ぜひじっくり観察してみてください!
現在「今上陛下のご研究」と「クラゲサイエンス」で展示中です。
ムラサキクラゲ
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