2019年03月15日
トリーター:戸倉

今週のおすすめ

今週は見学順路に沿って、見どころやポイント、見逃しがちな“おなじみの生物”を一部紹介します。

春の息吹(ジャンプ水槽)

相模湾を主なテーマとしている当館では珍しい“淡水”の水槽があります。
神奈川県は相模川を始めとする多くの河川が相模湾へと注ぎ込んでいます。この多くの河川が陸上の豊富なミネラルを海へと運ぶため、海が豊かになることは、みなさんご存知だと思います。
この相模湾とは切っても切れない河川の展示が「川魚のジャンプ水槽」です。
定期的に増減する水位によって、川魚たちがどのような行動を取るのか?を見せる『行動展示』の水槽ですが、今回は水面上の景色にも注目をして頂きたいのです。
一般的に河川の周りにはさまざまな樹木が植えられ四季折々の姿を見ることができますが、このジャンプ水槽も15日(金)より春の景色に様変わりいたしました。そう。『桜』です。この時期“サクラ前線”のニュースが巷を賑わせておりますが、一足早い桜をご堪能ください。

植物?動物??(ウミシダ)


ジャンプ水槽の先を曲がった所に、逗子沖のサンゴ水槽があります。その中に??な生き物がいます。ウミシダです。
名前にはシダと付いていて、一見植物のようなな姿をしていますが、れっきとした“動物”です。棘皮(きょくひ)動物ですからウニやヒトデに近い仲間なのです。なので・・動きます。しかも・・泳ぎます! この触手のような腕を器用に動かして水中を(意外と活発に)泳ぐのですが、根気強く見ていないとなかなかその姿には遭遇できないかも・・・。

2本足で歩く貝?(サザエ)

ウミシダの水槽の隣には、サザエがいます。ときどきガラス面に付着していることがあるので、チェックしてみてください。
そして・・・“サザエは2本足で歩く”って知っていましたか?
写真の矢印の所を境に縦に左右に分かれていて、これを左右交互に動かして移動します。これもじっくり観察していると、確認することができます。

目を見張る大きさ(タカアシガニ)

相模湾大水槽をぐるっと一回りして1階に降りてくると、正面に赤っぽく薄明るい水槽があります。そこには「世界一大きなカニ」でおなじみのタカアシガニがいます。その中の1個体が非常に大きな体(というか長い肢脚)をしており、水槽前に立ったお客さまからは、一様に「でぇっか!」と言う声が聞こえてきます。一見の価値ありです。

だいぶ賑やかになりました(トロピカル水槽)

クラゲファンタジーホールの隣のフロア正面にトロピカル水槽があります。
最近、カラフルで小さな魚たちが多数仲間入りしていますので、ぜひご覧ください。大きな水槽にいる小さな仲間たちを観察していると、それなりに縄張りを作ったり、仲間同士で寄り集まったり、それはそれで独自の世界を作っているんだな~と思える光景を見ることができます。

大きな水槽を少し離れて大きく体感するのも良いですが、さらにググッと近付いて小さな世界を覗きこんでみると、自分だけの新たな発見があるかもしれませんよ! 魚と目が合ったりして・・・

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