みなさんこんにちは。
きょうは、5月12日にふ化した、フンボルトペンギンのヒナを紹介します。
フンボルトペンギンは卵が産まれてから約42日でふ化します。
ただ、急にパカっと卵が割れて生まれてくる訳ではありません。
まずは、卵の内側からヒナがクチバシで突いて穴をあけます。
今回は人が温めていたので、開いた直後を発見することができました。
ここから約2日かけてヒナが卵を内側から割っていきます。
ただ、ここで問題が起こりました!
ヒナが卵の中で育ちすぎてしまったようで、上手く卵の殻を割れない様子。
こうやって丸まって卵に入っています。かなりきつそうです・・・。
ここで意を決して、ふ化を手伝うことにしました。
これが・・・緊張します!
卵の皮とヒナがくっついてしまっているので、ヒナを傷つけないようにそっとむきます。
慣れない作業なので、写真ではわかりませんが、手が震えています・・・。
そして無事に卵から出すことができました!
ここからは、ペンギンに育ててもらいます。
実は、「フク」と「マーチ」の初めてのヒナなのです。
この時、フクとマーチは残念ながら今回はふ化しなかった卵をまだ抱いていました。
本当は、子育ても経験値が必要なのでフクとマーチの卵と交換して育ててもらうことも考えましたが、今回は子育て経験のある「ハク」と「セサミ」に子育てをゆだねることになりました。
今は順調に育っています。
生まれて4日目はまだ小さいですが・・
2週間以上たつとこんなに大きくなります。
ちなみに、卵の殻が最後までくっついていた場所は少し羽が抜けていていますが・・・元気です!
大きくなって親のお腹の下にいても見えるようになったので、ペンギンプールの大きいエリアの向かって右側の巣を覗いてみてください!