ある日、ふと思いました。
「…ミサキ、ヒゲなくなってない?」
今までフサフサだったヒゲ(正確には触毛)。そのヒゲが腕に当たるとチクチク当たって痛いのです。そう、休みの日のお父さんの髭のように…
ただ、私も自信がありません。いつから短くなったのかと言われてもまったくわかりません。ただ、とてつもない違和感がある!! そこで昔の写真を見てみました。
こちらが2019年5月18日の「ミサキ」
そしてこちらが2019年6月11日の「ミサキ」
やっぱりなくなってる!!!!!!!!!
そして思いました。ちょっと待てよ、「オモチ」もヒゲ短くない?
こちらが2019年5月24日の「オモチ」(額に乗っているのは氷です)
こちらが2019年6月14日の「オモチ」
やっぱり短くなってる!!!!!!!!!
これは誰かがかじっているに違いありません。
もうこの「かじる」というキーワードが出た時点でだいたいの犯人の目星はついていましたが、現行犯でおさえていないので本当に犯人なのかはわかりません。そこで彼らのチャーミングなヒゲをかじりまわしているワルなカワウソを探してみることにしました。
現在“えのすい”にいるカワウソは5頭。このうちの1頭がかじっていたとしたら、残りの4頭のヒゲは短くなり、1頭だけフサフサのはずです。
■容疑者1:「ヨモギ」
2019年5月18日
2019年6月11日
お、変わっていない!! これは犯人濃厚か!! と思いきや、よくよく見ると右側のヒゲが少し短くなっています。
「ヨモギ」もやられていた!!!
■容疑者2:「カシワ」
2019年5月15日
2019年6月14日
明らかに長いヒゲがなくなっています!
ギャングな「カシワ」ですらやられるなんて、相当なワルだぞ! いったい誰の仕業なんだ!!
■容疑者3:「サクラ」、またの名を齧り屋「サクラ」
2019年5月3日
2019年6月14日
…ん?
2019年6月15日
…んん?
この子だけ何も変わらずフッサフサじゃありませんか。
つまり、犯人は…「サクラ」だ!!!!!(やっぱりね!!!)
「サクラ」は小さいときから率先して何でもかじりに行くかじり屋です。胴長、寝床に使っているドンゴロス(麻袋)、おもちゃの塩ビパイプ…
どういう経緯でみんなのヒゲをかじるようになったのかはわかりませんが、日中はかじっているところを見ないため、きっとみんなが寝ているときにはむはむしているのでしょう。歯ごたえがいいのかな?
それにしても。
カワウソの触毛は水中で餌を捕まえる際に水の流れなどを探知する重要な役目を担っているため、切ってもあまり支障がないといわれる犬のヒゲより、生活に支障が出る猫のヒゲに近いのではないかなーと個人的に思っていたのですが、みんなのヒゲが短くなっても行動自体は何も変わりません。
不思議です。
そして写真を見ていてわかったのは、かじり始めたのはつい最近のようです(^^;)
みんな嫌じゃないのかなぁ???
この「サクラ」のヒゲかじりは一過性のブームで終わるのか、今後ずっとかじり続けるのか…
カワウソたちの今後のヒゲの行方にご注目ください。