2019年07月28日
トリーター:橋本

新人トリーターの課題

みなさん、初めまして!
新人トリーターの橋本です。
今年度から、長年の夢であったえのすいトリーターの仲間入りをしました。
イルカショースタジアムでイルカやアシカたちと楽しく生活をしています。
どうぞよろしくお願いします。

先輩トリーターと動物から毎日たくさんのことを教えてもらっていて、1日があっという間に過ぎてしまします。
そんな私に最近与えられた課題は「動物に出す合図を覚えること」です。

言葉を交わすことが出来ない動物たちとも、この合図を使うことで上手にコミュニケーションをとっています。
先輩トリーターはとても簡単そうに合図を出していますが、実はこれとっても難しいことなんです。
なぜなら、1つ1つの合図の動作にはとても細かな決まりがあるからです。
例えば「両手(イルカにとっては胸ビレ)で握手をしよう」と伝える合図は、両手を耳の横から振りおろす動作です。
こんなに単純そうな合図でも、腕の角度や手を出す位置、スピードなども重要なポイントになっていて、トリーター全員が全く同じサインを出さなくてはならないのです。
そうしないと動物を混乱させてしまいますし、私だけが伝わりにくい合図を出してしまっていたら信頼関係を築くことが出来なくなってしまう・・・。
それぐらい、合図を正確に出すことは重要なんです。
今日も新人U﨑トリーターとイルカのぬいぐるみを使って何度も合図を出す練習をしました。

そして、そんな私たちに付き合ってくれる動物は・・・
えのすい歴がとっても長いカマイルカの「セブン」と「クロス」です!!!
この2頭はいつも新人の練習相手をしてくれる「えのすいの先生」なのです。

まずはこの先生イルカに認めてもらえるように「合図を正確に出すこと」が私の課題です。
そして、はやく「セブン」と「クロス」の好きなことや苦手なことを知って、私と一緒にいる時間を楽しいと思ってもらえるようになりたいです。

イルカショースタジアム

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