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えのすいトリーター日誌

2019.12.01 トリーター:鈴木

2019/12/01 行ってまいりました!国際会議! 4

こんにちは、鈴木です。
申し訳ありません、しばらく間が空いてしまいましたが、今回はこの出張のメインイベントであるIMATAでの発表についてお話しいたします。
既に大下トリーター(の日誌)は次の街のアトランタに行ってしまっておりましたが、こちらはもう少しニューオーリンズからお届けいたします。

さて、前回の続きから・・、前日、前々日夜のホテルでの発表練習の追い込みはやはり深夜まで続いてしまいました。英語の壁はやはり厚いです・・。
恐らく中学、高校の授業で私が発した英語の総発声量を、この2日間の夜だけで軽く超えていたと思います。とにかく喉を潤すミネラルウォーター(3$)と脳を働かせるビタミンウォーター(6$)を交互に飲みながら声を出し続けました。

発表内容は魚類のハズバンダリートレーニングに関する内容です。
ハズバンダリートレーニングとは動物側に協力してもらいながら、医療行為やさまざまなケアなどを行うためのトレーニングで、押さえつけて強制的ではなく、動物と人の両方に安全にさまざまなケアを行うためのものです。イルカやアシカなどの海獣類ではこれが基本のトレーニングとなりますが、魚類に対してこれらを行っている所はまだまだ少ないです。
今回は、えのすいで日々行っている魚のケアのためのトレーニングや、最近新たにチャレンジしている魚の安全な捕獲・移動に関するトレーニングを軸として発表です。さらに、それらの導入として、“えのすい”の相模湾大水槽で行うダイビングショー「うおゴコロ」の魚類のショートレーニングについても紹介しました。


発表日当日、時間は朝9:00から、その日のプレゼンテーションのトップバッターです。
(ここからは一部、大下トリーターの日誌と重なりますが、鈴木視点からもお伝えします!)
会場ではひとつ前に別の講演があったので、まあ、5分前くらいに戻れば良いかと、別の場所で最後の足掻きをしておりました。しかし、何となく戻るかなーとふと思い、10分くらい前に会場に戻ると、ちょうど前の公演が終わり、そのタイミングで大下トリーターの隣に座りました。
すると、すぐに次のプレゼンターが登場し何か話しております。
まあ、少しご休憩くださいとか言ってるのかなーと思っていると、その方の口から何やら聞きなれた英単語がぽつぽつ・・、え? これもしかして自分の紹介では?? 思わず大下トリーターを見ると、そうっぽくない?と苦笑い(笑)
なんという事でしょう、やはりそうです、事前にプレゼンターが使うための自己紹介文を送っているのですが、まさにその内容を読んでいるではありませんか。
あ、これ自分の紹介だ、と確信した直後、ヨシヒロ・スーズキー!!の言葉と共に、カッコいいBGM(演者登場の音楽)が鳴り、うわーうそでしょー、さんざん時間遅れてたのに、早まることもあるのかー、と心中で叫びながら半笑いでの登場となりました(笑)
一応、プログラムに時間は書いてありますが、それまでの日程でも時間通りには始まらず、遅れることが多々ありましたが、早まることは予想しておりませんでしたね。

しかも壇上の正面の席の2列目(さらに右側には大下トリーターがいます)からの登場です。大下トリーターの椅子の後ろを通り、いったん壇前まで行って右に曲がって壇上脇まで行き、さらに左に曲がって階段から壇上に上がり、中央の演台に到着(ここの会場は迷路になってるのかな?)という、なんとも複雑なルートでの登場でした。
この位置からの発表者の登場はIMATA史上初では?とくだらないことを考えながらも、知っていたら横からすっと行ったのにーと普通に思いました。

まあでも、おかげで準備運動はばっちりで、表情も強ばらず、かなりリラックスして発表に入ることができました。結果オーライでした!


観衆の反応はと言いますと・・私は周りを見る余裕はありませんでしたが、大下トリーター曰く、うおゴコロの映像や、魚類のハズバンダリーに関する映像では声が上がる反応があったようです。
発表中は私自身の大きなハプニングは無く(会場で小さなハプニングはあったようですが・・これは詳しく言えません)、約20分の時間はあっという間に終わりました。
海獣類がメインの中、唯一の魚類の発表(過去にも魚類の発表例は殆どないと思います)かつ、拙い英語で一生懸命話す日本人という、大きなアドバンテージはあったと思いますが、長くなかなか鳴りやまない大きな拍手をもらいました。
嬉しかったです。そして、今まであまりこういうことは思ったことがありませんでしたが、努力が報われた瞬間でした。
これまで約一年間、大下トリーターにご指導いただきながら、意見をぶつけ合い、二人三脚(脚の割合は私:0.5脚、大下さん:2.5脚です)でやってきました。
この発表については、大下トリーターの日誌にもあるように、長きに渡る海獣類の経験でトレーニングを熟知した大下トリーターがわれわれ魚類チームの取り組みを見て、以前から抱いていた構想と共に、発表を提案してくれたおかげです。
そんな大下トリーターはとてもAwesomeなお方です! ありがとうございました。

その後、知り合った世界中のたくさんのトレーナーから、直接、またはメール等でこの取り組みに関する賞賛の言葉を頂きました。ぜひうちの水族館でも取り入れたい、ぜひビデオが欲しいという方も多くおりました。
改めてこの取り組みの先進性を実感し、この分野では世界を牽引することができるという、自信をもらいました。

最後に、文化の違いを実感したことを少し・・
日本での会議では事前の発表者の確認や、多くは次発表席が用意されてそこに座るよう運営側から案内がありますが、ここでは一切ありません。さらに、それまでの発表者がピンマイクを付けて話していたので自分も両手がフリーになるし、ピンマイクがいいなと思っていて、選べるのかなと思っておりましたが、一向に準備される素振りは無く、音響の方に聞きに行くと、OK!とつけてくれました。
世界では自分の意見をきちんと発しなければいけない、と本当に実感しました。待っているだけでは、何もしてくれません。もし発表者がいなかったとしても普通に飛ばして終わりだったでしょうね。固い決まりは無い分、自分のことはすべて自分でやる、ということですね。
ただ、その代わり言葉を発して求めれば、何かしらの助けをくれます。たまに、何言ってんだ?と怖い反応の人もいますが、最後は必ず助けてくれて、笑顔で別れを言い合います。
日本流の、立場を尊重して謙るだけが良いサービスではないと教えられました。
まあ、日本ではできませんけど・・。
とても勉強になりました。そして、アメリカという国がとても好きになりました。

それにしても、発表前にもし最後にもう一回トイレに行っていたらアウトでした・・。
いやー、さすがはアメリカ、Awesome!

次回もニューオーリンズに留まりIMATAのことを書こうかと思います。

関連日誌
2019/09/23 行ってまいりました!国際会議!
2019/10/05 行ってまいりました!国際会議! 2
2019/10/15 行ってまいりました!国際会議! 3!
2019/11/09 行ってまいりました!アトランタ!


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