みなさん、こんにちは。
もうすぐ大寒だというのに小春日和みたいな日が続いてたと思ったらあすは雪みたいですね。
ウミガメの浜辺は、冬でもウミガメのために海水を温めていますので、寒い日には湯気が立ちます。
この冬はまだ一度も湯気を見ていませんが、あすは立つでしょうか。
そんなウミガメの浜辺で暮らしているアオウミガメ。
ここには、“えのすい”生まれの子ガメが 4頭います。
2013年生まれの 2頭と 2018年生まれの 2頭です。
この子ガメたちのママは「のんき」、パパは「シロ」です。
ウミガメは思い思いの場所でよく寝ていますが、子ガメたちはこぞって「シロ」の体の下に潜り込んで休んでいることが多いです。
「シロ」の寝姿は独特で、4つのヒレとオス特有の長い尾の先っぽでバランスをとった 5点倒立とでもいうのでしょうか、5点で支え、体を浮かして休むのです。
そうすると体の下には隙間ができます。
そこに、子ガメが我こそは、と 1頭のみならず、2頭、3頭と隙間に入って休むのです。
野生のウミガメは岩の隙間やサンゴの隙間など体がフィットするようなところで休んでいることが多々あるようです。
パパの体の下の隙間はちょうどいい落ち着く場所なんでしょうね。
この姿を見て、ウミガメはパパとママを認識できるの?と思う方もいるかもしれませんが、ウミガメは卵は産みっぱなしで子育てをしませんし、そのような話を聞いたことはありません。
しかし、なんだか「シロ」がイクメンであるかのような、想像力を掻き立てられる光景です。
そんなウミガメ親子のようすを、ほっこりした気持ちで見てもらえたら嬉しいです。