2020年01月17日
トリーター:北嶋

パパは人気者

みなさん、こんにちは。
もうすぐ大寒だというのに小春日和みたいな日が続いてたと思ったら明日は雪みたいですね。
ウミガメの浜辺は、冬でもウミガメのために海水を温めていますので、寒い日には湯気が立ちます。
この冬はまだ一度も湯気を見ていませんが、明日は立つでしょうか。

そんなウミガメの浜辺で暮らしているアオウミガメ。
ここには、“えのすい”生まれの子ガメが4頭います。
2013年生まれの2頭と2018年生まれの2頭です。
この子ガメたちのママは「のんき」、パパは「シロ」です。
ウミガメは思い思いの場所でよく寝ていますが、子ガメたちはこぞって「シロ」の体の下に潜り込んで休んでいることが多いです。

「シロ」の寝姿は独特で、4つのヒレとオス特有の長い尾の先っぽでバランスをとった5点倒立とでも言うのでしょうか、5点で支え、体を浮かして休むのです。
そうすると体の下には隙間ができます。
そこに、子ガメが我こそは、と1頭のみならず、2頭、3頭と隙間に入って休むのです。
野生のウミガメは岩の隙間やサンゴの隙間など体がフィットするようなところで休んでいることが多々あるようです。
パパの体の下の隙間はちょうどいい落ち着く場所なんでしょうね。

この姿を見て、ウミガメはパパとママを認識できるの?と思う方もいるかもしれませんが、ウミガメは卵は産みっぱなしで子育てをしませんし、そのような話を聞いたことはありません。
しかし、なんだか「シロ」がイクメンであるかのような、想像力を掻き立てられる光景です。
そんなウミガメ親子のようすを、ほっこりした気持ちで見てもらえたら嬉しいです。

ウミガメの浜辺

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