2020年05月26日
トリーター:森田

水中でパシャリ!

5月に入り気温も上がり、日差しもだいぶ強くなってきて毎年恒例の悩む季節になってきました。
そう! プールを真っ黒にしてしまう「コケ」です。
何度かコケ取りのようすや風景をトリーター日誌で報告させてもらっていましたが、今回はイルカたちが泳いでいるプールの掃除風景を紹介していこうと思います。

いつもはイルカたちを別のプールに移動させてから行っているコケ取りなんですが、ブリーディングプールの子イルカはまだ移動ができません。
最初はびっくりしないように慎重にプールに入り、プール底のコケをゆっくり落としていき、時間もあまり長くならないよう20分~30分程度で終わらせます。

初めて入ったときの子イルカは少し興奮しており、プール内を早く泳いでいました。それを見て母親のシリアスは「大丈夫よ」と言っているかのように子イルカに寄り添ってゆっくり泳ぐよう誘導していました。

コケ取りを何日かに分けて複数回行っていくと、子イルカもだいぶ慣れてきてこちらを見るようになってきます。
かなり距離をとって泳いでいたのが、最近ではかなり近くまで来るようになりました。生まれた瞬間のぎこちない泳ぎを思うと、この1ヵ月で本当に上手に泳ぐことができるようになったと思います。
この元気な泳ぎを見てもらえるよう僕たちトリーターもコロナに負けず“えのすい”で待っています。

イルカショースタジアム

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