2020年07月12日
トリーター:橋本

「セブン」、採血できました~!

採血や注射と聞くと、みなさんは一番にどのようなイメージが浮かびますか?

私は少し前に歯医者さんの治療を受けたのですが、お医者さんが注射針を手に取ったとき、ドキドキして心臓が張り裂けるかと思いました。
やっぱりいくつになっても注射は怖いです。
注射や採血で、こんな思いをしたことがある方は多いのではないでしょうか。

“えのすい”の動物たちも、感染症を予防するためのワクチンを打ったり、具合が悪い時には注射をして栄養を入れることがあります。
そして何より、日々の健康管理のために「採血」を定期的に実施しているんです。
どのくらいの頻度かというと、月に 1~ 2回程度。

血液検査をすることで、見た目や体温だけではわからないような小さな異常にも気づくことができます。
動物たちの命を守るために、とっても重要なことなのです。

この「採血」、みなさんは事前に練習なんてしないですよね?
それは言葉が通じることや、信頼のおけるお医者さんにやってもらうからだと思います。反対に、動物たちには言葉を通して説明することはできません。
ですので、これから何が起こるのか、何をされるのかを練習を通してわかってもらうんです。
練習をするうちに信頼、安心してもらえるようになり、動物に協力してもらうことで初めて「採血」という一つの健康管理をおこなうことができます。

練習を重ねて迎えた本番。
私自身とても緊張しましたが、カマイルカの「セブン」の協力のもと無事に採血をおこなうことができました!!!

今回の一番の達成ポイントは、採血中に「セブン」が嫌がったり力むことなく、リラックスした状態で私に体を預けていてくれたことです。
血液を採取することよりも、動物が安心してくれていることが何よりも重要なんです。

そして翌日、獣医さんから採血結果の発表があり、今回は異状無しでした。

「セブン」、これからもずっとずっと元気でいてね(^^♪

イルカショースタジアム

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