2020年09月26日
トリーター:白形

ペンギンの眼科検診

現在数日にわけてペンギンの眼科検診をおこなっているので、その一部をご紹介します。

今回紹介するのは眼の超音波検査(エコー検査)です。
超音波が出るプローブというものを眼にあてて、眼の中を調べます。

トリーターと獣医で協力しておこないますが、痛くない検査なのでペンギンたちも意外とおとなしくしていてくれます。


ゼリーをつけてプローブをあてると


このような画像が見えます。


今回眼の大きさ(眼軸長)を測ったのですが、だいたい 16~ 18mmくらいでした。
成人でだいたい 24mmくらいなので、人よりも小さいですね。

眼の超音波検査を行うことで、白内障のレベルチェック、網膜剥離や水晶体脱臼を
おこしていないかなどを調べることができます。
人と同じように、高齢になると白内障等の病気が増えてきます。
早く気づいて対処できるよう、バックヤードではこのような検査もおこなっています。

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