みなさんこんにちは。
今朝は寒かったですね。日本付近は強い冬型の気圧配置となっているようで、年末年始、お身体にはお気をつけくださいませ。
今日は大晦日にちなまない、まつわらない、お話をしようと思います。
今朝、オープン前に見回りをしていたら、太平洋の「トロピカル水槽」で気持ちよさそうに泳いでいたクギベラのオスとメスが目に留まったので少しご紹介しましょう。
ちょうど私が今 はまっている魚の仲間が、フグも捨てがたいですがベラなのです。
ベラの仲間は動きも生態もとても魅力的です。
クギベラはサンゴ礁域などの温かい地域に生息する魚ですが、季節来遊魚などとして関東域でも見られる時期があります。
関東の海で、大人の状態で泳いでいる姿を見るのは稀ですが、幼魚がすばしっこく岩肌をぬうようにして元気に泳ぎ回っている姿を見ることができます。
ベラの仲間は、幼魚のうちは水流に身をゆだねるような感じでひらひら、くねくねとしている種が多く、その動きがベラの仲間を魅了させる理由の一つです。
大人になると一転、姿かたちも模様も全く異なり、ぐねぐねと泳ぐようになる種もいます。それはそれでとてもかわいいのです。
クギベラは、基本的に大人も子どもも素早く泳ぐビュンビュン系ですね。