2021年03月27日
トリーター:鈴木

ハオコゼは挟まりたい

ハオコゼハオコゼ

こんにちは、鈴木です。
本日はバックヤードの予備水槽で飼育してるハオコゼたちの話です。

別の作業中、ふと何気なく水槽を見ると、なにやら違和感が・・
吸盤の水温計と水槽ガラス面の間に赤い塊があります。
よくよく見るとハオコゼが折り重なり団子状になっています。
ハオコゼは岩の隙間などに隠れることが多い魚ですが、なぜここ?という感じです。
他にも色々あるだろうに、と思いつつも少しいじわるして、一度ハオコゼ団子を解体してみました。
すると、またしばらくするとふらふらっと水温計付近に近づいていき、ガラスとの隙間に体をねじ込んでいきます。

まるでダーツの矢が的に刺さるかの如くすっと隙間に入ってみたり、仲間の頭の上に堂々と乗ってみたり、昔流行ったぷよぷよしたパズルゲームのように重なりすぎた重みで落ちてみたり・・
また同居のニジギンポも同じ場所を狙っているのか、時折挟まっているハオコゼの上からどーんと乗っかって団子を崩してみたりと、なにやら仲間同士の場所取りや多種との小競り合いなどがあり、見ていて飽きませんでした。
にしても、ハオコゼの背びれには毒針があるのに、みんな勇気あるな・・。

写真と動画があるのでご覧ください。
多分ハオコゼ、かわええ・・ってなりますよ。





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