2021年04月09日
トリーター:大内

見えますか?

大水槽からの景色
カピバラとのコンタクト
シラスの育成・・・etc.

ここまで見える景色が違うものかと...。
なかでもシラスという小さい生物の餌となる、さらに小さい生物「ワムシ」の育成は興味深いです。
今までは目に見える大きな生物が相手のことが多かったので、目に見えないくらい小さい生物を相手にするというのは、私にとって未知の領域です。

この「ワムシ」の大きさは約 0.1mmと、とても小さいです。自然界では汽水域に生息しているので、海水と淡水を合わせてちょうどいい塩分の飼育水を作らなければなりません。
このワムシの餌となるのが「クロレラ」という緑色のもっと小さな植物プランクトンです。
シラスサイエンスの展示水槽がたまに緑色になっている時がありますが、それは「ワムシ」の餌の「クロレラ」が入っているからです。

なので、緑色の時のシラスサイエンスの展示水槽には、実は「シラス」と「ワムシ」と「クロレラ」が展示されているのです。
よ~く、よ~~~く見るとこの 3種の生物が肉眼で見えるかもしれません。
私は見えたことがありませんが…。
ちなみに「クロレラ」の大きさは約 3~ 8μmです。
ミリメートルに直すと、0.003~ 0.008mmです。

見えた方、本当に見えました?
もし、見えたという方、私も目はいい方なので見るコツを教えてください。
“えのすい”でお待ちしております。

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