今年の春の大型連休、去年に比べてやや寒いと感じている水村です。
当館のクラゲの生産室は常に21℃設定ですので、寒いのです。
冬は比較的暖かく、夏は寒いのです。なので、私は生産室にいる間は通年、フリースを着ています。
きょうは思っていたのと違う・・・と感じたクラゲの紹介です。
クリサオラ・プロカミア。現在もクラゲファンタジーホールで展示中、以前は片瀬江ノ島駅水槽にも展示していました。
随分前に、プロカミアのポリプの日誌を書いたのですが、ポリプから出てきたエフィラは紫かかった綺麗な色だったのです。
ポリプ と ストロビラ
そして成長すると、紫色はすっかりなくなり、傘には模様ができて、口腕や触手もとても長くなります。
15センチ、20センチくらいの大きさまでなのかと思っていましたが、予想以上に大きくなるようで、当館でもプロカミアは大きく成長しています。
長い口腕を含めると、70センチ以上はありそうな大きさ。(通常、クラゲは傘の長さで大きさを測ります)
大きくなるのは嬉しいのですが、紫色はどこへいったの? 私だけの意見ですが、15センチくらいの大きさが一番よかったのです。
とはいっても、エフィラから時間をかけて成長していく過程は、面白いので思っていたのと違っていても、みなさんにお見せできるくらい成長すればいいのです☆
きっと今後も、こんなことが起きますよ! その時はまた、お知らせします!!