相模湾ゾーン「沿岸水槽」には、人気のあるイカ類を一年中ご覧いただけるような水槽があります。

さらに、4月からは人気のあるタコ類との同居も試みています。
9月から同居しているのは、コウイカとイイダコです。
2種とも視覚の優れた生き物なので、お互いの姿は見えているのですが、深い干渉はいまのところありません。

コウイカの方が何倍も大きな体なので、初めはイイダコたちが大変警戒していました。
どんなふうにかといいますと、強力なLEDによって水面の泡の塊が、白い水底に投影されたりするのですが、目をこらすと薄く体を伸ばしたイイダコだったんです。
影が滑るように石を乗り越えたときは感動モノでした！

しかし、10月に入ると学習したのでしょうか？
フタを開けてトリーターが手を振ると、何匹かのイイダコが水面まで泳いできて、餌をもらうようになりました。

同じタコとは思えないくらい下手な泳ぎ方を見るとズッコケてしまいそうです！
お腹の減ったコウイカの前を、ふらふらと横切ってあいにきてくれるのですが、ちょっと心配です。
ホントに大丈夫なのかなぁ～？
そこで、ちょっといたずらをして、イカとタコが喧嘩をするか試してみました！
（子どもがカブトムシとクワガタムシを向かいあわせるようなアレです！）


本気になると大変素早いですね！
どっちが餌を取ったのか？
でも、お互いに喧嘩はしたくないことがよく伝わってきました。
なんとなくペットとして同居している犬と猫のように見えてしまいましたよ・・。

いまが旬のイイダコたち・・。
ぜひご覧くださいませ！