みなさんこんにちは!八巻です。
今回は前回に引き続き、鈴木トリーターと一緒に参加した[江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクト(EFP)]での活動をご紹介しましょう。
江ノ島フィッシャーマンズプロジェクトは、前回の日誌[2021/09/14 江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクト 江の島沖藻場保全活動への参加]でもご紹介した通り、江の島の漁師さんが中心となり、環境保全活動や体験学習などをおこなっている団体です。
おおよそ1か月に1回のペースで潜水作業をともなう活動をおこなっていて、私たちトリーターも参加させてもらっています。
前回の日誌でご紹介した9月の活動、その後おこなった10月の活動は藻場保全がメインの活動でしたが、今回は海底清掃がメインの活動になります。
また、海底清掃の前にアワビの稚貝の放流をおこないました。
アワビは海藻を食べる貝類ですので、藻場保全の先にある持続可能な漁業資源の維持という側面からも大切な活動です。
活動日は11月13日(土)、前日までの強風の影響か、ややうねりが残るものの、天気もよく風も穏やかで、富士山もくっきり!活動日よりです!
今日の活動ポイントは江の島の南磯の沖です。
活動に参加したダイバーがみんなで放流するアワビを手にエントリーし、いよいよ活動開始。
海底につくと、アワビの稚貝を1匹1匹丁寧に放流していきました。
放流したアワビの稚貝は緑色できれいです。
無事大きくなってくれるといいなぁと思いながら放流を続けていると、大きなアワビを見つけました!
今回放流した稚アワビも無事育ってくれるとうれしいですね。
アワビ放流中、クサフグの稚魚の群れにも出会いました。
10月に会った時よりも格段に大きくなっていて、海はさまざまな生き物のゆりかごであるということを改めて感じます。
放流が終わったらいよいよ海底清掃です。
浜辺に打ち上げられるゴミはみなさんも想像できるかと思いますが、実は海の底にもたくさんのゴミがあるのです。
例えば釣り道具は量が多いごみの一つです。
釣りは人気のあるアクティビティですし私自身も釣り好きですが、どうしても海底にごみを残してしまうというという現実を知っておくのは大切なことです。
2ダイブして集めたゴミは陸上に上がった後に分別します。
たくさんあるように見えますが、今回はかなり少なかったと思います。
しかしバケツ1杯分、約20キロの鉛が毎回集まるのはすごいです。