2022年01月11日
トリーター:堀内

“えのすい”も雪化粧

先日(1月6日)、数年ぶりに江の島にも雪が積もりました。
従来の予報では午後から少し雪が舞う程度でしたが、雪は午前中から降り出してお昼過ぎには少しずつ雪が積もり始めました。
気温もほとんど上がらなかったため、ウミガメプールやイルカショープールでは水面から湯気が出ている状態になりました。

お客さまから「プールの水は温かいのですか?」と聞かれましたが、ウミガメプールの水温は 22℃、イルカショープールは 21℃に設定されているので、水自体はいつもと変わらず冷たいのですが気温が低いためプールが温かく見える現象がおきていたのです。

ウミガメたちは呼吸をするために水面に上がった際に少し寒さを感じることはあると思いますが、水の中に入っていればいつもと同じ水温のため寒さを感じることはありません。
イルカたちは雪の中でも元気なジャンプを見せてくれ、ショーのない時間などは降ってくる雪をパクパクしながら遊ぶことがあります。
ウミガメたちにとって雪は特に気になる存在ではなかったようで、いつもと変わらずのんびりプールを泳いでいました。
とても寒い一日でしたが、なかなか見ることができないウミガメと雪化粧を堪能できました。

ここでビッグニュース!!!
最近、トロピカル水槽にニシキエビがいなかったのはお気づきでしたでしょうか?
実は脱皮の兆候があったため、バックヤードで飼育をおこなっていました。
しばらくご飯を食べない日々が続き私たちも少し不安な毎日を送っていましたが、ついに!本日!無事に脱皮を確認することができました!
脱皮直後は殻が軟らかいため、もうしばらくバックヤードでの飼育になりますが、殻がしっかりしたらまたトロピカル水槽に戻ってきますのでお楽しみに!
一回り大きくなったニシキエビを楽しみにしててくださいね。
落ち着いて脱皮ができるように、水槽を薄暗くしているのでうまく写真が撮れず文章のみの紹介になってしまいすみません。
本人登場まで今しばらくお待ちください。

※ニシキエビの展示は2023年2月17日をもちまして終了しました。

ウミガメの浜辺

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