2022年03月01日
トリーター:水村

ムーンジェリー

みなさん、ムーンジェリーってなんのことか、分かりますか?
すぐに正解を話してしまいますが、これはミズクラゲのことです。
英名でムーンジェリーといいます。

なぜこのムーンジェリーの話をしたかといいますと、先週の土曜日2月26日に「スペシャルワークショップ ムーンジェリー ~クラゲが教えてくれること~」という体験プログラム(予約制で現在は応募を締め切っております。)にサポートとして参加してきたからです。

内容は参加したご家族の方に、“えのすい”で生まれたミズクラゲの赤ちゃん(エフィラ)を2週間、自宅で飼育してみてもらおうというプログラムです。
この日、一緒に担当したのはクラゲ大好き山本トリーター。
最初はまず、クラゲについて知ってもらうために、山本トリーターの熱の入った説明をしてもらいました。
クラゲって、どんな生き物?クラゲの構造は?クラゲの一生について。いろいろなクラゲの紹介をお話ししました。

参加していた組は小学生とそのご家族だったのですが、クラゲに詳しい子が数名いて、ハブクラゲや紹介した写真のクラゲの名前を答えるようすも見られました。ご家族でメモしていたり、トリーターの話を真剣に聞いている方がたくさんいました。

1日目の後半は飼育方法の説明とクラゲのエフィラを水槽に入れてみる作業です。
各テーブルに持って帰る道具セットとクラゲを持っていくと、子どもたちは前のめりでクラゲを観察、親御さんもクラゲを観察しながら、人工海水作り・水流作り・水温設定・給餌の仕方や掃除の仕方などの注意事項をメモしていていました。

こういう体験プログラムに参加する機会はほとんどないので、こうして近くで子どもたちの反応を見るのはよい刺激になりました。
クラゲが好きな子がたくさんいるんだなと、子どもの目線からはどうやって見えているのか、エフィラを見て質問をしてくる子もいて、サポートだけでも参加できてよかったーなんて思いました。

さて、この自宅へ持ち帰ったクラゲ、うまく飼育できているだろうか・・・・。
きっと苦戦もしているでしょう、簡単だよって思う子もいるでしょう、みんなそれぞれです。それで経験してもらうことが大切。
2週間後の土曜日、“えのすい”に持ってきたクラゲのようすや、お子さんの感想を聞くのが、楽しみです。

なぎさの体験学習館

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