みなさん、こんにちは! 渡部です。
今回は、プライベートで出会ったクラゲの話をしたいと思います。
最近小さなカメラを購入したので、鳥や月の撮影を楽しんでいます!
先日水鳥を見るために、ため池がある場所へでかけました。
その日はよく晴れており、心地よい風が吹いていました。まさに秋の鳥見日和です。
鳥を探しつつ、水辺を気にしながらのんびり散策していると、白っぽくて泡のようなふわっとしたものが水中に見えました。
これはもしや…私の大好きなクラゲです!
それも、淡水域でごく限られた時期にしか見ることができないという幻のクラゲ、
マミズクラゲです。野外で見たのは初めてでした。これは採集しなくては!
こんなこともあろうかと、ひしゃく、バケツ、カメラを準備していました。
大量発生!という感じではありませんでしたが、一匹すくうとまた一匹、現れるような感じでした。さらに、たまたますくった水草に、マミズクラゲと同じ刺胞動物のヒドラがくっついていました。こちらも、野外で見たのは初めてでした。まさに、淡水でみることができる刺胞動物のオンパレード! 夢のような時間でした。
不思議なことに、日が陰ってくるとマミズクラゲは一匹も見当たらなくなりました。
太陽の光が好きなのか、水流や風向きが変わったのかはわかりませんが、そこがまた面白いところです。マミズクラゲが野外でどんな一日、さらにはどんな一生を送っているのか調べてみたくなりました。
気がつけば、鳥観察のことはすっかり忘れて、マミズクラゲばかり追ってしまいましたが、楽しい休日になりました。最後に、鳥の写真を添えて今回はおしまいにしようと思います。