「ゴリ」という響きを聞いてイメージされるものといえば「ゴリラ」や「某バスケットアニメの主将」などが挙げられます。そんな独特の響きを持つ「ゴリ」ですが、魚のなかにも「ゴリ」という響きを持つ仲間がいます。
一部のハゼの仲間は昔から「ゴリ」と呼ばれており、実は漢字もあります。魚編に「休」と書いて「鮴」(ゴリ)と読むんです。漢字にもなるくらい昔から日本の河川に生息している魚です。
現在、“えのすい”では川魚のジャンプ水槽横の水槽でゴリの仲間のスミウキゴリを展示しています。石の隙間などに隠れて生活していますが、この水槽では砂地に大きめの石を設置して展示しています。
当初は石の上にちょこんと乗ったりしていてかわいらしい姿を見せてくれていたのですが、いつの間にか石の下の砂を掘り返して、石をマイホームに替えていたではありませんか。ちょっと見えにくくなってしまったものの、石の下からまったり顔を出している姿もかわいらしいので、ぜひスミウキゴリとそのマイホームを見に来てください。