コツメカワウソの「モミジ」。
みなさまから見える展示エリアに出る練習をしていると、1月のトリーターの日誌で報告しましたが、経過を報告していなかったですね。
あれから 3か月が経ち、今では展示エリアで 1日を過ごすことができるようになりました!
2月頃よりバックヤードとの扉を閉めても落ち着いて過ごせるようになったので、最初は 1時間、その次は午前中だけ、といったように展示エリアにいる時間を少しずつ長くしていきました。
3月に入ると 1日展示エリアで過ごしても全く問題がなかったので、今は不定期に「モミジ」が展示エリアに登場しています。
ちなみに館内側ではなく、海側の展示エリアです。
普段は「オモチ」がそこで生活しているので、きょうはどっち?
という質問を受けることがあります。
最初は顔で見分けるのは至難の業。
では見分けるポイントをお伝えしましょう!
それは。
カワウソたちが寝床にしているドンゴロスを吊るしている金具(カラビナ)の数です!
「オモチ」は二つ連結させた金具を四カ所に付けていますが、「モミジ」は四つの金具を連結させています。
それはなぜかというと、金具を二つ連結させただけではドンゴロスの位置が高くて入れないのです(笑)
そこで金具を四つ連結させて高さを低くし、「モミジ」が入りやすいようにしています。
最近は上手にドンゴロスに入れるようになってきましたが、最初はそれでもなかなか入れなかったんです。
入れないんですよね(笑)
写真をよく見ると金具が四つ連結しているのが分かります?
こんな姿が見られるのも今のうちかもしれないので、ぜひ「モミジ」に会いにきてください!!