少し前のお話。
唐亀トリーターに、クラゲ生産室前(バックヤード)のサメ見た?
と言われました。
サメですか?サメかー。あぁ、なんかいたなぁ。
実は私、サメあまり好きじゃないんですよね。
い、いや好きですよ?
好きデスケドね、フグやウツボやベラほど魅力を感じないというか・・・。
カッコいい魚ってあまり関心無いんです。
「櫻井くんが好きそうな顔してたよ」
・・・なんですと!
あまりサメに関心の無い私が一瞬で虜になってしまった、あげくに毎日観察して写真を撮るようになってしまったサメについてお話をします。
そのサメの名はタンビコモリザメ。
コモリザメ科の一種で、短い尾でタンビというわけですがそんなことはどうでも良くて。
ウツボ、フグ級に愛着を持てるようになったお顔がこちらです。
もさい!
もさいサメ最高!
オオサンショウウオみたいな頭ですね。
サメなのにもさいの最高!
もっさ!
顔だけではありません。
動きや仕草も、一つ一つがいちいち愛くるしくて、私のツボを的確に突いてきます。
さすが20年来の付き合いの唐亀トリーター。
私の好み(魚の)を完璧に把握されている。
サメ展が始まるまでの、バックヤードでのタンビコモリザメの生活をご覧ください。
基本ぐたっとしています。
こちらを見ている時もあります。
これが基本体勢です。
魚っぽくて珍しい体勢。
この顔である。
数分後には基本体勢に。
基本体勢。
2月20日 15:57
基本体勢。
3月10日 17:00
基本体勢。
3月15日 9:27
基本体勢。
3月17日 7:18
基本体勢。
あぁ・・・
やばい
可愛い
全部好き
毎日見ていても飽きないです。
観察していて、八割方この体勢なので、落ち着くのでしょうね。
数分後場所が変わっていて、見ていない時にけっこう動いているようです。
しかし私は見ました。
胸ビレを不器用に使って、のたのた、うねうねと、一回転、二回転、さんかいて・・・
そのままひっくり返って止まってしまいました。
こうやってこうなってるのね。
マナティやジュゴンを彷彿とさせる動きでした。
タンビコモリザメは、只今ペンギン・アザラシプール前にて展示中です!
なんとタンビコモリザメが展示されているサメ展は5/28まで!
急がなきゃ!
櫻井生物百選に、タンビコモリザメ、このたび選定されました。