2023年05月23日
トリーター:藤田

育ってきましたダンゴウオ

みなさんこんにちは。 藤田です。
ここ数日は暑い日が続いたかと思えば雨が降り冷え込んだり、だんだんと梅雨が近づいてきている感じがしますね。
季節の変わり目ですので体調に気をつけていきましょう。

相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽では現在、“えのすい”生まれのダンゴウオを展示、飼育しています。
孵化したばかりのころの大きさは 2mmくらいだったのに、約 2か月で 1cmくらいまで成長しました。
10円玉と比べてみるとこんな感じです。
大きくなったとはいえ、まだまだ小さくてとっても可愛いです!

孵化から64日目孵化から64日目

孵化したてのときは成魚とは皮膚の質感が異なり、つるっとしていて全体的に丸みを帯びています。
大きさはまだ小さいものの、少しずつごつごつとした見た目になり、姿かたちは成魚に近づいてきました。

体表のコブがゴツゴツしてきました体表のコブがゴツゴツしてきました

私はダンゴウオの稚魚を見たのが初めてだったのですが、この稚魚の姿かたちにとても既視感を覚えていました。
なぜかというと以前担当していたフウセンウオの稚魚ととても似ているんです。
それもそのはず、ダンゴウオとフウセンウオは同じダンゴウオ科に属する魚なんですよ。
餌のワムシとブラインシュリンプをあげて、残った餌を掃除する。
水槽や生き物が違えど同じお世話をしたことがあるなぁと思っていました。

キッズ水槽でダンゴウオを見てからしばらく進むと太平洋の冷たい海の水槽にフウセンウオの水槽があります。
同じ水槽には同じくダンゴウオ科のコンペイトウやホテイウオも暮らしているので、ぜひダンゴウオと見比べてみてください!

相模湾ゾーン

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