前回、フグ好きを公言したトリーターの園山です。
さっそく、“えのすい”のフグを紹介していきましょう!
せっかくなので、今回はちょっと見つけにくい個体を紹介します。
入社してすぐ、水槽にどんな魚(主にフグ)がいるのかと、館内の魚名板と水槽を見ながら歩いていると、トロピカル水槽で魚名板にのっているのに水槽の中で見つからない個体がいました。
それがこのスジモヨウフグ。
どこかに隠れているのか、それとも、もういなくなっているのか。
研修期間を終え、先輩トリーターに聞くと、「いるよ」と。
たしかにスジモヨウフグは海の中でも岩の上や隙間、砂の上にちょこんと乗って、じっとしていることがありますが。
その姿を初めて見たのは、ごはんをあげているときでした。
ちゃんと水面まで浮いてきて、ごはんを食べているではありませんか!どこにいたんだお前は。
その答えは、水槽の中に潜ったときにわかりました。
どこにいるのか探してやろうと、潜水掃除もさくさくと終わらせ、水槽の中を探索していると。
いました。
水槽の岩の下のわずかな隙間に。
しかも、水槽の正面からは見えないところに。。。
このままでは、この可愛さがお客さまに見えないではないですか。
そこで、隠れていた岩の位置をずらし、翌朝見て見ることにしました。
すると・・・ちゃんと見えるところに移動してくれたではありませんか!
・・・・とはならず、結局近くの岩か、同じ岩の下に隠れてしまっています。
この個体との戦いはもう少し続きそうです。