2023年07月09日
トリーター:西川

見守られながらの朝潜水

毎朝、必ずやっていることとして「朝潜水」という作業があります。
これは、相模湾大水槽に潜ってアクリルガラスを掃除したり魚の状態をチェックしたりする作業です。通常は開館前にやっているので、お客さまがそのようすを見ることはできませんが、まれに開館中にやることもあります。

きょうはいつもより開館時間が30分早かったので、たくさんのお客さまに見守られながら朝潜水をしました。いつもやっているなんてことない作業でも少し緊張してしまいます。
アクリル越しに見えるみなさんは、すごい笑顔で手を振ってくれるのでこちらも嬉しくなって手を振り返しちゃいます。みなさんあまりにも手を振ってくれるので、もうアクリルを拭いているのか手を振っているのかわからないくらいです。

普段はアクリル面についたコケ、そしてベネデニアやウオビルといった寄生虫を見落とさないように焦点がだいぶ手前にあるので、いつもと違って水槽の外を見る朝潜水は面白かったです。あ、寄生虫は駆除が目的ですよ?

なるべく全員に手を振り返そうとしていましたが、潜水マスクは視野が狭いので見えてない方もいたかもしれません、振り返せなかった方すみません。手を振ってくれるのは嬉しいのでぜひまた水族館にきて西川に手を振ってください。全力で応えます。

ウオビルの仲間ウオビルの仲間ベネデニアの仲間ベネデニアの仲間

相模湾ゾーン

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