あけましておめでとうございます。2024年になりまして、トリーター日誌のトップバッターに任命されましたので、個人的におめでたかったできごとを紹介することにします。
今回紹介するのは、展示「太平洋」の半円型の水槽に暮らすウツボたちです。
水槽の手前側にはサンゴ岩が組んであって、ここにウツボたちが隠れています。この水槽には 5種類のウツボの仲間が暮らしていて、普段は岩の隙間に隠れるようにして過ごしています。この写真からもウツボの姿はわからないですよね。
上手に隠れているので、5種類同時に見られることは少ないのです。見られたとしても尾びれや体の横側が多くてなかなか顔を拝むことができません。ところがきょうは、5種類とも顔を見ることができたんです。
まず一番見やすかったのがハワイウツボ、にゅーんと伸びてました。もはや隠れる気はなさそうです。
そして次は、シマアラシウツボとゼブラウツボです。仲良さそうに寄り添っていてかわいいです。シマアラシウツボは隠れているようですが、ばればれですね。
モヨウキカイウツボは岩の隙間からちらっと見えました。つぶらな瞳で斑模様なのがモヨウキカイウツボです。
そして最後は、すっごい隠れてるクラカケウツボです。これは頑張って見つける感じでした。隠れつつもこちらをじっと見ていますね。
どこにいるかわかりますか?
元旦からすべてのウツボを見ることができて、おめでたい気持ちになりました。
みなさんもいろんな水槽でウツボ探しやってみてくださいね。