えのすいの鰭脚(ひれあし)メンバーは健康管理の一環として、月に 1回の採血を実施しています。
私の担当しているミナミアメリカオットセイの「ムサシ」は、採血が嫌いではありません。採血の本番前に何回か練習をします。「ムサシ」の練習と同時に新人獣医師や愛玩動物看護師の練習としてもやります。
きょうは愛玩動物看護師の矢作トリーターが、次回「ムサシ」の採血をする担当になっているので、空いている時間を使ってお互いの練習を実施しました。
お互いに問題もなさそうなので、あとは矢作トリーターの腕にかかっていますね。
鰭脚(ひれあし)の血管はイルカと違って見つけにくいときがあり、針の向きや角度によって血が上がってくるスピードが変わってくることがあります。
動物たちが常に健康で暮らせるように、こういった取り組みを私たちはおこなっています。