2024年09月29日
トリーター:渡部

秋ですが、まだまだアツいです!!

みなさん、こんにちは!
ようやく暑さが和らぎ、秋の空気を感じられるようになりましたね。
ですが「“えのすい”のくらげ展 」はまだまだアツいです!

まずは、コトクラゲ
水中ドローン調査の際に採集され、当館にやってきました。今回のコトクラゲ、とにかく大きく見ごたえがあります!なんだか、搬入した日より大きくなっているような気がします。

[展示協力] FullDepth / TBS
[新しい生き物たち] 深海のうさ耳「コトクラゲ」



つづいては、マミズクラゲ
クラゲサイエンスでご紹介中です。
ふわふわと漂ったり、時折水槽の底で休んでいるようすを観察することができます。
このクラゲを見ると、秋が来たなあと思います。
名前の通り、真水すなわち淡水域で見られ、全国各地の池に、突如現れる神出鬼没なクラゲです。
今回展示している個体は、野生個体ということもありかなり大きめサイズ!見ごたえがあります。

[展示協力] 公益財団法人黒潮生物研究所
[新しい生き物たち] 神出鬼没!淡水に生息するクラゲ「マミズクラゲ」展示中
→ マミズクラゲの展示は終了いたしました。



そして、カツオノエボシ
この企画展最大のチャレンジ長期飼育に挑戦中で、9日目を迎えました。
“えのすい”での最長飼育日数は 70日ですので、まだまだ長い道のりですね。
今展示している個体は大きめなので、体の構造が観察しやすいです。
運がよければ、触手や気胞体を動かすところを見ることができるかもしれません!


この日誌を書きながら、今回紹介したクラゲはどれも大きめサイズということに気がつきました。写真にも納めやすいサイズ感です。

クラゲは、私たちが想像する以上にいろんな場所に棲んでいます。
今回のくらげ展では、深海、淡水、水面などなどクラゲがさまざまな環境にくらしていることを伝えたいなと思っていました。そこで、館内各所の水槽にクラゲのステッカーを貼ってみました!
今回ご紹介した、コトクラゲ、マミズクラゲ、カツオノエボシは、どこかにステッカーが貼ってあります!ぜひ探してみてくださいね。

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