きょうは私が見ている風景を紹介していきます。
出勤後は館内の見回りを行っています。まずは館内の魚の水槽から。
見回りをしながら、お客さまが水槽を見てどんな話をしているのかも耳を傾けながら水槽を観察します。お客さまの率直な生の声が聞けるのは非常にありがたいです。よく聞こえてくる声は「きれ~い!」「美味しそう~!」個人的にはとてもうれしい声です。魚たちは元気な状態で飼育、展示ができている証拠だと思っています。
クラゲファンタジーホールはいつみても癒やされる空間です。
魚たちも毎日見ているといろいろな行動パターンが見えてきてとても興味深いです。
ペンギンたちは換羽が順々に終わり、羽が白くとてもきれいです。
アザラシたちも給餌の時間が終わりゆったりと泳いでいます。きょうは少しプールの中が濁っています。吐き戻しをしたのか?うんちが舞い上がったのか?
このあとトリーターたちと動物の状態の話をして何が要因だったのか話をします。生き物の状態だけでなく、飼育している環境もよく観察します。
きょうは天気がいいのでアオウミガメの「クロ」が日光浴をしています。気持ち良さそうです。
イルカショースタジアムに着くとイルカたちがゆったりと泳いでいます。
ブリーディングプールをのぞくと…
とても優しい目をしたイルカが近づいてきます。
さて、問題です。このイルカは誰でしょう?
正解は・・・「シリアス」です!
いつも遠くからゆっくりと近づいてきてアクリル面にペタっとくっついてきます。
「マリン」はいつも口から魚のかすを吐き出しながら近づいてきてくれます。
2頭ともきょうも元気そう! 個性豊かな親子です。
メインプールでは「ビーナ」と「ミュー」は一緒に泳いでいます。
フリーの時間のイルカたちのようすを見ると、今のイルカたちの関係性が分かってきます。喧嘩直後だと、いつも一緒にいるのに対角線上に泳ぎ、しばらくすると互いに胸びれで体を擦り合い、仲直りしているようなようすも見ることができます。
見回りの最後は 6月16日に誕生した、ミナミアメリカオットセイの子に会いに行きます。