今回は西川の個人的なお話で生物の話はほとんど出てきませんが、どうぞお付き合いください。
実は西川、今年で7年目になります。
入社したての時は5年上の先輩トリーターでも雲の上の存在だったのに、自分がもう7年目なんて信じられません。
あのころ自分が見ていた先輩トリーターのようになれているのか、、、うーん、、、励みます。これからも精一杯生物と向き合っていくしかないですね。
入社してから4年間は「深海」や「太平洋」の冷たい海などが担当で、オオグソクムシやハタハタ、フウセンウオと毎日を過ごしていました。
その後は「ウミガメの浜辺」や「太平洋」の暖かい海などに担当が変わり、同じ魚類でもまったく違うことに戸惑いながらも、楽しくいろんな経験をさせてもらいました。
あ、ウミガメは爬虫類ですけどね。
水温が違うと餌の量や病気の発生・進行の早さもまったく異なります。
冷たい海では約4℃、暖かい海では約 26℃というかなり大きな水温の差があって、暖かい方がたくさん食べるし病気の進行も早いので、生物の状態にはかなり敏感に反応できるようになりました。
暖かい海では生物の種数も多いので、いろんな魚に触れることができたのもいい経験でしたね。
特に魚病やウミガメについては調査研究した内容を発表したりもしましたが、これまで触れてこなかった生物に対して真剣に取り組む面白さがあるというのを再認識しました。