2024年12月09日
トリーター:樋口

自然に近い魚の動きを目指して

みなさんこんにちは!
すっかり寒くなり、街もクリスマスめいてきましたね。
クリスマスの小物ってかわいいですよねぇ・・!
今年はトナカイのぬいぐるみ、木製雪だるま、羊毛フェルトの雪だるまとたくさん買ってしまいました。

ただいま、えのすいでも「ENOSUI CHRISTMAS~えのすいクリスマス~」を開催中!
生き物たちとクリスマスが合わさった水槽が各所にあります。
とってもかわいいので見にきてくださいね!
良い感じにクリスマス小物と生き物がコラボしているときがあって必見です。

さて、先日のNトリーターの日誌にもありましたが、
私も最近すこーし担当水槽をレイアウト変更しました。

10月からこの太平洋 トロピカル水槽の担当になったのですが、どこが変わったか分かりますか?

Before

After

正解は真ん中の擬岩(作り物の岩)を右に寄せた、でした。

なんとなく魚がばらばらと泳いでいる印象があったので、岩を左右に分けて魚の群れが
まとまるかな?というのを見たかったので岩を動かしてみました。

どうでしょう?
魚が左右と上層に分かれてなんだかいい感じ?

動かした次の日

約1か月後

動かした次の日と約1か月後を比較してみましょう。
真ん中が砂地になったことで、引き締まった気もします。
でも魚たちはまたこのレイアウトに慣れて、ばらっと泳いでいるような・・

魚たちにも慣れというのが生じてしまいます。
自然界では天敵もいて狙われないようにとか、餌を探したりとか潮の流れが毎日違ったり、本当に毎日いろんな変化があります。
水槽内ではそれがないので、本来は群れをつくる魚が群れずに散らばってしまったり(敵がいないので群れる必要がないですよね)となかなか本来の自然の姿をお見せするのが難しいのです。

これからもレイアウトを替えたり、魚の種類を替えたりと試行錯誤していきますので来館された際にはトロピカル水槽を観察してみてくださいね。

手描き解説も更新されていたり‥!

太平洋

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