みなさんは “えのすい” の中で、どのショーが一番好きですか?
実は今、相模湾大水槽でおこなっているダイビングショーの「えのすいトリーターとさかなたちのふれあいタイム(以下ふれあいタイムと書きますね)」というショーで、デビューを目指しているトリーターがいます。
私はそのトリーターがデビューできるよう、練習を見てアドバイスをしていますが、どう伝えればいいかと考えて、昔の映像や資料を見返しています。
このふれあいタイムというショーは、「大水槽の魚たちに、ダイバーが会いにいく」、「ダイバーと魚たちが遊んでいるようすをお客さんに見てもらう」というショーです。
生き物について解説するような、お客さまに対して直接的なことはしないので、魚のショーではちょっと珍しいのかなと思います。
文章で書くと「水槽の中で、ダイバーが魚たちと泳ぐショー」、これだけなのですが、こうやって泳げばいいとか、こうゆう動きをすればいい、という訳では全くありません。
私はこのショーに出始めてもう4年弱経ちますが、今でも、魚たちと通じ合った(のかもしれない)と思える瞬間は本当に幸せです。そして、その気持ちがショーを通じてお客さまに伝わっていたら最高です。
水槽から上がった後のあの気持ちを、今後デビューを控えているダイバーたちにも受け継いでいきたいな、と思う黒川でした。
“えのすい” に遊びにきた際は、ふれあいタイムをぜひ見てみてくださいね。